世界遺産の済州島「城山日出峰」へ日帰り旅行

   

城城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)に日帰りで行ってきました。韓国・済州島の東にある噴火口跡は、おそらくこの島で一番(?)の観光地。ユネスコ世界自然遺産(厳密に言うと世界遺産「済州の火山島と溶岩洞窟群」の一部)に選ばれています。学会と学会の間の週末に時間があったので、他の学会参加者と一緒に行ってきました。

 

日曜日。朝8時半に学会仲間とホテルのロビーで待ち合わせ。アメリカ人の一人がが少し遅れてくるも、「オーソーリーソーリー」と叫びながら小走りで10分遅れて到着。ホテルの前のコンビニで水とおにぎりを買って、日帰り旅行の準備。ホテルから200mくらいのところにあるバス停でバスを待ちます。

待つこと5分。バスがこちらに向かって走って来るのが見えました。しかし、自分たちがバスの停車場所から50m程ズレたところで待っていたからか、バスは止まってくれず、素通りしてそのまま行ってしまいました。しかもバスの運転手からは、すれ違いざまになぜか「バイバイ~」と言われてしまう始末。んなアホな、と思いながらも笑うしかありません。

バス停で「さっきのバスは何やったんやー」みたいな会話をしていると、タクシーが偶然目の前の道を走っていたので、手を挙げて停車してもらいます。行き先は西帰浦(ソギポ)、と運転手さんに告げ、15分ほどの道のりを走ります。西帰浦に着いたらバスターミナルで路線バスを乗り換えて、目的地の城城山日出峰へ向かいます。バスターミナルから1時間ほどの道のりでした。

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路線バスの窓から見た景色。

 

お昼前、城城山日出峰に到着。この火山の高さは100m程。

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低地には馬もいて、お金を払えば乗馬もできるらしいです。この日は雲がほとんどない快晴。

 

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入り口。歩いて頂上を目指します。観光客のセルフィー棒の所有率が異様に高くて驚きでした。ハイキングの途中、本当に何もない所で、なぜそこでセルフィーするのか、という人のカタマリをすり抜けつつ、頂上を目指して歩きます。

 

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20分ほど登って頂上に到着。展望台から見る街の景色はとても綺麗でした。

 

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頂上の反対側には直径600mの巨大な噴火口。頂上は大賑わい。日本人も見かけました。

 

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山を降りたところにあるおみやげコーナーでは、ハングルの他に中国語と日本語でいろいろと書かれていました。看板をよく見ると、「行いって見みよう。済州チョコレートマート」とかなり怪しい日本語が・・・。

 

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山を下ったところには、超かわいい子犬がいました。わんわん!

 

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山を降りて、レストラン探し。「日本語か中国語の書いていない地元のレストランを探そう」のモットーのもと、たどり着いたのはラーメン屋さん。とんこつラーメンと餃子をオーダーしました。とんこつラーメンは日本のそれとは違って相変わらずふにゃふにゃ麺でしたが、かなり久しぶりのラーメンに満足しました。そして、再び路線バスを乗り継いで、学会のウェルカムレセプションに向かうのでした。

 

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