台湾自転車一周7日目: 高雄から南国リゾートの墾丁へ
- 高雄市内~墾丁
- 移動時間: 8時間10分
- 走行距離: 104 km
- 平均速度: 12.7 km/h
- 消費カロリー:2046 kcal
(この記事は2014年の台湾自転車一周のことを思い出しながら書いています。)
午前7時。昨日泊めてもらった人たちにお礼を言って、高雄を出発。
この日の朝食は高雄の有名店、牛乳大王へ。 高雄牛乳大王(高雄市)│Taipei navi
看板には"MILK KING since 1966"と書いている。つまり、ここは創業50年を迎えようとしている老舗。焦げたような看板の色も老舗感全開。牛乳大王のパパイヤミルクはとにかくおいしいと有名で、現在では高雄で数店舗展開しているらしい。
名物のパパイヤミルク(木瓜牛乳)のセット、フライドチキンと玉子焼きが付いて120元(約360円)。この「甘いパパイヤミルク+油物」の組み合わせの是非はともかく、絞りたてのパパイヤミルクはとても香りが良くて美味しかった。
腹ごしらえをすまし、高雄市外を出発。
高雄空港を横目に通過。
途中、トイレを借りにセブンイレブンへ。しかし、店員さんに「メイヨウ(うちはトイレないよー)」と言われてしまう。すると、それを聞いていた一人のおじさんが「うちのマンションに来ていいよ」と日本語で言ってくれた。彼は昔、愛媛県で働いていたらしく、とても流暢な日本語を話していた。「私はジャスティン(なぜか台湾人は欧米系の名前をニックネームに使う)」です、と言っていた。
おじさんの家へ。ありがとう親切なおじさん。
マンションの8階(台湾人にとって8はラッキーナンバー)の一室を買ったのよ、家具も新しいのを全部買ったのよ、とプチ自慢されましたが(笑)、とても助かりました。
おじさんにお礼を言って、更にペダルをこいで南進する。
後ろには高雄の工業地帯が見える。前方は田舎で、特に何も見えない(汗)
お昼ごはんに麺類で腹ごしらえ。合わせて100NTD(300円程度)。都市部から離れたおかげで、物の値段がさらに良心的になった気がする。
偶然、通り道に、日本統治時代に残された神社の鳥居を発見。奥へ入ってみることに。
さらに奥に進むと、奥にもう一つ小さな鳥居が。鳥居の奥は壊されていましたが、それ以外はキレイに保管されていました。それにしても、統治時代に作られた80年前の神社が現在でも保管されていることに、少しの感動を覚える。
あとで調べてみると、ここは佳冬神社という名前で1936年に建てられたらしい。(海外神社(跡地)に関するデータベース)。公共交通機関で来ることが難しい場所にフラッと寄り道できることも、自転車旅行のよさかもしれない。
石橋と神社の鳥居、そして奥に見えるセブンイレブン。「ここは日本か」と錯覚するような景色も台湾ならでは。
向かいのセブンで食料を大量に買い込み、さらに南進。ここから先はかなりの田舎だ。
墾丁付近に来ると、どこにでもあったファミリーマートやセブンイレブンがなくなって少しの不安を覚える。
何もないところで、自転車をとめて休憩。周りを見ても本当に何もない(汗)
というわけでリゾート地の墾丁に到着。冬ということもあり、観光客はまばらだった。夏には野外フェスとかもあってとても雰囲気がいいらしい。
海の色が青く輝き、とてもキレイだった。この日はこの海の波の音を聞きながらテント泊。
ちゃお
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