【ドナウ川自転車旅行】 チェコのブルノでトゥーゲントハット邸とビール。
国境付近のMikulov(ミクロフ)を出発して、チェコ第二の都市Brno(ブルノ)を目指す。その距離、およそ50km。
前回の記事: 【ドナウ川自転車旅行】 オーストリアから国境を超えてチェコへ。
出発してすぐに、ノヴェー・ムリーニ=ドルニー貯水池 (Vodní dílo Nové Mlýny)に行き当たった。広くて、波もなく(池だから当たり前)、とても穏やか。それにしても、池の名前が長い。
池にはテントを張ったチェコ人たちが釣りを楽しんでいた。夫婦または家族連れで釣りをしており、とても印象的だったのは多くの人が朝からビールを飲みながら釣りをしていたことだ。さすがはビール消費量世界一のチェコ。笑
小舟を浮かべて釣りをする人も。湖の水面には空と雲が映り込んで、なんとも幻想的な景色だった。
さらに自転車をこぐ。途中の田舎道で馬を発見。とてものどかだ。
観光地のようなところを通るも、チェコ語がわからずスルー。
BRNOブルーノまであと 20km。市街地郊外といった街並み。
正午にBrnoに到着。この写真は駅前。予想より栄えていて、トラムやバスがひっきりなしにやってくる。地方の大きな都市といった感じ。
駅前のマック。
駅前のケンタッキーは控えめのデザイン。
教会。街を走るトラムの色がドイツの高速鉄道ICEによく似ていた。笑
大きな教会。
高台を登り、街を見下ろす。天気悪し。
(写真はBrno観光サイトより)
高台を登り、世界遺産のトゥーゲントハット邸(Tugendhat Villa)へ。
もともとは1930年に建てられたユダヤ人の個人邸宅で、迫害を恐れた持ち主はスイスに移住して、戦時中はドイツやロシアに占領されていた。その後、国有化され、ここで1992年にチェコとスロヴァキアの分離独立の調印が行われた。2001年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録。
見た瞬間あまり感動しなかったのか、なぜか写真撮るのを忘れていた・・。 何気ない馬やマックの写真を撮っているのに、なぜ世界遺産の写真を撮り忘れるのか・・・orz
外からトゥーゲントハット邸のモダンな建物を眺めて満足したので、屋内の見学はスキップ。
カフェで少し休憩。この日はもう自転車をこがない予定だったので、チェコビールの王様、ピルスナー・ウルケルを注文。チェコに来たからには生ビールが飲めるかと期待していたものの、出てきたのは瓶ビール。うーん、残念。何はともあれ、ピルスナーウルケルはやっぱりうまい。
そして、駅へ。自転車を電車に載せてプラハを目指す。
ブルノからプラハまでの電車のチケットを買うために、駅の窓口で「自転車は載せられますか?」と英語で尋ねると、「問題ないけど、自転車用のチケットが必要」と言われる。乗車賃と追加料金を支払い、1時間後に出発のチケットをゲット。
駅のカフェで電車が来るまで時間を潰す。写真はウエイターのお姉さん。東ヨーロッパは美人が多いと聞くが、チェコに滞在して半日で噂はほんとうだと確信した。
駅ホーム。電車は割りと時間通りに来る。
プラハ行きの電車が来て、自転車を担いで乗車。自転車専用の車両があり、そこに自転車を縦にかける。一時間ほど電車に揺られて首都プラハへ。