国内外の新型コロナウイルスの統計データを見やすいサイト 3選

   

 

国内の新型コロナウイルスの感染拡大がなかなかおさまりません。

今日の時点で、世界での感染者数は234万人、日本では10737人です。最も多いのはアメリカで、今日までに累計72万8千人の患者が報告されています。

国外、特に欧米諸国、では医療崩壊が起きており、さらなる事態の悪化が懸念されています。

 

つい先週、日本でも非常事態宣言も出され、街から歩いている人が消えました。

京都に外国人観光客があふれていたあの頃が遠い昔のように思われ、懐かしく感じられるほどです、

このような非常事態においては、不確かな二次情報が多い中、信頼できるソースからできるだけ生の情報を手に入れ、自分の身を守る努力をしなければなりません。

 

しかしながら、国内で最も重要な情報ソースである厚生労働省のサイトは、絶望的に見にくい形式となっています。

情報が表、PDFまたはJpegなどの画像形式(!!)なので、表やグラフは自分で変更できない仕様になっています。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況について(令和2年4月18日版) 厚生労働省

 

ということで自分が普段見ている3つのサイトをご紹介します。

 

 

1.新型コロナウイルス国内感染の状況  (東洋経済)

制作:荻原 和樹(東洋経済オンライン編集部)

 

東洋経済のサイト。患者数や死者数の県ごとの情報など、国内の詳細なデータが確認できます。

新規と追加が選択可能で、各都道府県のデータも見ることができます。

なにより配色がかっこいい(関係ない)。残念ながら、縦軸の対数表示は非対応です。

https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

 

2. Coronavirus Disease (COVID-19) – Statistics and Research (Our World in Data)

イギリス・オックスフォード大の経済学者 Max Roserさんが製作したウェブサイト。

言語は英語。こちらも毎日更新されています。

データの一例

・Total number of confirmed cases(総患者数)

・Total number of confirmed deaths(総死者数)

・Daily new confirmed COVID-19 cases(新規患者数)

などなど

https://ourworldindata.org/coronavirus

知りたい国を選択してグラフを作成します。横軸も縦軸も両方操作可能です。

グラフはPNG画像などで出力可能。すごく便利なサイトです。

有名なJohns Hopkins大学のサイトよりも操作しやすく、個人的に好きです。

 

3. Coronavirus in the U.S.: Latest Map and Case Count (The New York Times)

今最も感染者数の多いアメリカ。アメリカ国内の情報を見るならニューヨークタイムズが一番見やすいです。

アメリカ国内のどの州でどれくらいのスピードで感染しているのか、が一目でわかります。

ニューヨークなど、感染拡大のピークは過ぎたように見えますが、まだ余談を許さない状況が続いています。

https://www.nytimes.com/interactive/2020/us/coronavirus-us-cases.html

 

 

 

ということで3つのサイトを紹介しました。状況は日々変化しますので、情報収集は重要です。一刻も早い事態の収束を願っています。

 

おまけ

ロックダウンをしなかったスウェーデンの拡大の様子が日本と非常に似ていますね・・・

理由を考えればと色々と語れそうな気がします。

 

ちゅーす

 

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