Xperia z1のディスプレイを修理、1ヶ月スマホ断食した感想。

   

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11月上旬のある日。まだ寒さもそれほどではなく、紅葉した葉が木の枝にしがみついていた頃。車の後部座席に乗ろうとしたときにXperiaがスルリとポケットからこぼれ落ち、閉じた車の扉に見事に挟まれて、写真のようにスマホ画面はバキバキに割れてしまいました・・・

 

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まだ買って1年のSIMフリーXperia z1 compact。USBでマウスを接続しタッチスクリーン以外は問題なく動くことを確認したので、泣く泣く修理に出すことに。

街のちょっと怪しい中東系・携帯修理店に行って価格と修理期間を尋ねたところ、修理費は120ユーロ (≒16000円)、1日で修理が終わると言われたので、ここでいいやと思い修理を依頼することに。が、これが後々後悔する選択でした。

次の日に携帯を受け取りに行くも、確認してみるとディスプレイのバックライトがつかず画面は真っ暗。新しいディスプレイに替えるから後日来てくれと言われ、この2週間後に受け取った端末でもやはりバックライトがつかない。結局、再度新しいディスプレイを取り寄せたりして、結局修理が終わるまでに一ヶ月もかかりました・・・

修理期間中は、1年前に買った安いスマホ(xperia dual E)にSIMカードを差し替え、代替機として使っていました。がしかし、このスマホは最低限の性能しかないので、文字入力でストレスが溜まる、着信が来てもフリーズして電話をとれない、容量がいっぱいでアプリをインストールできない、などなど問題が多く、結局この一ヶ月はほとんどスマホ断食していました。

もともとスマホは移動時間の暇つぶしに使うくらいなので、実際スマホがなくても生活上そんなに困ることはありません。通知に邪魔されることなく読書したり、バスの外の景色を冬が近づいたなと眺めたりしていたので、むしろ気分はスッキリしています。

逆に辛かったことは、ふと写真を撮ろうと思った瞬間に写真が撮れなかったことと、オンライン辞書で英語/ドイツ語を調べられなかったこと。あとはランニングアプリを使えないことと、知らない場所で地図が使えなかったこと(ごめんなさい強がってますが普通に不便でした 笑)。

修理店から修理完了の電話を受けてスマホを受け取る時、「修理がこれだけ遅れたんだからまけてくれ」と迫るとおじさんは10ユーロまけてくれました(おじさんはディスプレイ2つ注文して赤字だとブツブツ言っていましたが)。

情報の波から開放されるスマホ断食。ずっとは無理ですが、たまにはいいんじゃないでしょうか。

ちゅーす

 

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