ドイツでビール専門士(ディプロマ)になりました
ビール専門士(ビアーディプロマ、独語: bierdiplom)の資格をゲットしました。 このビール専門士は、履歴書に書けるような正式な資格ではなく、カールスルーエのバー(Bierakademie)が勝手に設けているおバカな企画。つまり、地元の若者にしか通用しないほぼ無意味な資格です。笑 ディプロマになるためには、このお店で下の12種類のビール、合計4リットル(!!)のビールを飲む必要があります。
- Jever Pils 0.3l(ドイツ北部イェヴァーのビール)
- Andechs Doppelbock 0.3l(ミュンヘン郊外の修道院ビール)
- Rothaus Pils 0.3l(黒い森の醸造所のビール)
- Hoepfner Pils 0.3l(カールスルーエ地元のビール)
- Bitburger Pils 0.3l(ビットブルク発祥のビール)
- Wolf Bräu 0.3l(カールスルーエにあるヴォルフブロイのビール)
- Dom Kölsch 0.3l(ケルンのビール。ケルン大聖堂のロゴ)
- Frankenheimer Alt 0.3l(デュッセルドルフのアルトビール。濃い銅褐色。)
- Köstritzer 0.3l(ライプツィヒの黒ビール)
- Paulaner Export 0.5l(ミュンヘンのエクスポートビール)
- Paulaner Hefeweizen 0.5l(ミュンヘンの白ビール。)
お店が閉店するまでに飲み終わればよいので、月~木曜は5時間、金土曜ならば5時間半が制限時間となります。お店はあまり混雑していないので、一時間あたり0.8リットルのペースでダラダラと飲み進めば達成できる計算です。
開店と同爺に入店。ビアディプロマに挑戦したいことを伝えると、この日はなぜか店員さんが早く家に帰りたかったのか、「今日は夜11時に閉店したいんだ・・」と言われてしまう。ということで、予想外の営業時間の変更により、タイムリミットは3時間半という短時間で挑戦することになりました。
最初の乾杯の写真。 一杯目はヘフェヴァイツェン(通称白ビール)。ヘフェヴァイツェンやアルトビールなど、後々飲むのがしんどくになる銘柄を先に飲むことにしました。 最初の2,3 杯目までは参加者全員余裕で達成。
しかし、半分を超えるとさすがにキツイ。しかもこのお店は食べ物のメニューが無いので、目の前のチップスや柿の種しか食べるものがない。後半戦は、全員気力を振り絞って無心でゴールを目指す。ひたすら飲む飲む飲む。
苦労しながら12種類のビールを無事に飲み終えると(店員さんのご厚意により結局閉店時間を11時半まで延長してくれました 笑)、ビール専門士の証明書が名前付きでもらえます。なんとかクリアしたものの、参加者は全員満身創痍。笑 下の写真は達成した後に店の前で撮ったブレブレの写真。
印象派のような写真が撮れた。What a impressionism photo. keimuccさん(@keimucc)が投稿した写真 -
達成の証として名前入りの証書がもらえますが、家に帰るまでの間に失くしてしまいました。笑
もう当分ビールはいりません・・
ちゅーす