イスタブールマラソンでサブ4.5を達成!走ったペースや大会の記録など

   

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トルコのイスタンブールでフルマラソン 42.195 kmを走りました!マラソン当日は天候にも恵まれ、イスタンブールのきれいな町並みや爽やかな海沿いの道を走れて気持ちよかったです。しかも、タイムはぎりぎりのサブ4.5で、前回よりも1時間以上早くなったのでとてもハッピーです。

このイスタンブールマラソンは、Vodafoneがスポンサーで、今年で第37回目の開催らしい。東京マラソンのような過激な抽選はなく、公式サイトで登録したらすぐに登録完了のメールが来て、普通に参加できました。参加費は早割で80リラ(≒3500円)。ゴールすると記念のTシャツやメダルがもらえれます。

マラソン中にコースを走っていると側道で応援していた人がジーンズ姿で急にレースに参加したり、野良犬がコースを走っていたり、給水所のすぐ横でペットボトルの水を売っているおじさんがいた(間違って水を取りに行ったランナーもいた 笑)りして、イスタンブールすげえと思いました(棒読)。

 

マラソンのコース

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イスタンブールマラソンのフルマラソンのコースは、まずアジア側のユスキュダル(地図の右側)をスタートしてヨーロッパ側(地図の左側)へと向かいます。新市街の海沿いの道を通って、ガラタ橋・エミノニュを超え、ゴールデンホーン湾を横目に往復。そして、旧市街地の南側の海岸線を通ってアタテュルク国際の近くまで走り、折り返します。再び海岸線を通って、ブルーモスクやアヤソフィアがある世界遺産の歴史地区でゴールとなっています。

 

マラソンのペースと記録

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今回のフルマラソンの記録はネットタイムで4時間29分41秒。ギリギリでサブ4.5を達成しました。 前回のフルマラソンの記録が5時間34分で、今回はサブ5で走れたらいいなと思っていたので、今回の結果にとても満足です。

スタート直後は、予想通りの大混雑。スタートのピストルが鳴り響いても人の群れはほとんど流れず、結局スタート地点のゲートをくぐるまでに5分ほどかかりました。

スタートから5kmほどは、とにかく体が暖まるまでは無理に前の人を抜かしたりせず、ゆっくりしたテンポの音楽を聴きながら、人の流れにまかせて進みました。5km地点までは6分50秒ほどのペース。

5km地点から20km地点までは、割りと問題なく、6分20秒よりも早いペースで、景色を楽しみながら走っていました。中間地点の通過タイムは2時間14分40秒でした。

前回のマラソンでは足が痛くて走れなくなった25km地点を過ぎても、今回はまだ十分に余力が残っていて、口笛を吹きながら走れるくらい軽快に走っていました。まさに、フルパワーだぜ信じらんねぇ状態で、練習の積み重ねは重要だと実感しました。

35km地点を超えたあたりで古傷の右足首が痛み始めましたが、練習のおかげもあってか、太ももやふくらはぎの痛みはそれほどでもありませんでした。足首の痛みに耐えつつ、スタミナ切れして歩く人たちを横目に走り続けました。たぶん、30km代で50~100人くらいの人を気分よく抜かしました。

40km手前では、脚がバキバキに疲労していて、結構ツラかったです。40kmを超えたら、残った僅かなパワーを振り絞って猛ダッシュでラストスパート。最後の500mほど、アヤソフィアやブルーモスクのある高台まで上り坂が続きましたが、最後の力を振り絞って1kmあたり5分30秒のペースでフィニッシュしました。

フルマラソン全体で見ると、平均ペースは6分24秒(=時速 9.37 km/h)。ペースに多少のばらつきはあるものの、途中バテて歩くことなく、1kmあたり6分~7分の速さを維持して走りきることが出来ました。

 

マラソンでやっておいてよかったこと

・エナジージェルを3本持つ

フルマラソンでは約3000kcal(!)を消費するのでエネルギーの補給が不可欠です。今回はPowerbarのエナジージェル×3をズボンのポケットに忍ばせ、11 kmの距離を走るごとに1本飲みました。ジェル1つでカロリー、糖質、カフェインなど必要な栄養を素早く補給できます。レモンやバナナなど色々な味のものが売られていますが、基本的に過度にドロっとしていて激甘でおいしくはありません。

 

・水を持って走る

今回は、キャップが片手で開くタイプの500 mlペットボトルを持って走りました。水を持っていると補給所の混乱に巻き込まれることもありませんし、欲しくなった時に給水できるので精神的に安心です。また、エナジージェルを飲んだあとは口の中がドロドロになるので、水を飲んで口の中をすっきりさせる必要があります。

 

・マラソンの2週間前から脚を休める

今回はマラソンの2週間前から練習をほとんどせず、2・3キロの軽いジョギング・ウオーキングだけにして脚を休めました。そのおかげで30キロを超えても余力が残っていたのだと思います。

 

 

まとめ

今回はマラソンの記録がよかっただけでなく、イスタンブールの綺麗な街並みの中を走れたことにとても満足しました。やはり、見知らぬ街をローカルな人に混じって走るのはとても楽しいので、「旅行+マラソン」の組み合わせはアリだと思います。また別の場所でマラソンにチャレンジできるといいなぁ。

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