海外からの日本への引越で荷物の輸送方法と料金 ―自転車は飛行機の預け荷物で

   

ダンボール入り荷物の郵送

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少し時間ができたのでドイツから日本への引っ越しでしたことやかかった費用のまとめ。

自分は荷物をダンボールにつめて、3個(計60 kg) をドイチェポストから郵送(空輸)しました。

これと飛行機の預け荷物23 kg ✕ 2個を合計すると、トータルで100 kgも荷物を持って帰ったことになります。ドイツに来るときはノマド化とか宣言して断捨離していたのに、3年も同じ場所で生活すると荷物は増え続けるものですね。。。

 

合計3個の内約と配送料金はこちら。

重さ 中身 値段(ユーロ)
9 小物 62
20 服とか 101
30 靴とか小さい電化製品 132

合計で約300ユーロでした。日本円だと約3万6000円です。

さすがに家具などは運んでいませんが、むかし日本国内で引越し業者に頼んだ時よりも安く済んだ気がするので、なんとも不思議なものです。

 

ドイチェポストはダンボールは120 cm ✕60 cm ✕60 cmまでならば、重さで値段が決まり、サイズが変わっても値段が変わらないというルールです。ですが、大きいダンボールを抱えてドイチェポストに行くと、あからさまにカウンターのおばちゃん職員に「仕事が増えたヤレヤレ・・・・(ため息)」と、嫌そうな顔をされます。(笑)

飛行機で運んでもらえるので、配送は7~10日くらいで日本の目的地に到着します。

 

自転車の輸送

さて、ダンボール荷物は無事に送れましたが、自転車の配送には大変苦労しました。

自転車本体の重さはたった10 kgですが、どうがんばって梱包しても上記のドイチェポストのサイズ制限をオーバーしてしまいます。

とは言っても台湾を一周したりした愛着があるので、とても売ったり捨てたりできません。。

 

ドイチェポストの人に電話をして聞いてみると、ウチでは無理だけどDHLならば国際郵送できると教えてもらったので、ネット見積もりをしてみました。

住所と配送先を入力し、自転車の箱サイズ(140 cm ✕30 cm ✕80 cm)を入力してみると・・・・

DHL

なんと見積金額は驚きの1400ユーロ(17万円)。た、高い。

もとの自転車の新品価格よりもずいぶん高いので、そっとDHLのページを閉じました。

 

 

ネットで探しても他の運送業者がなかなか見つからなくて、値段も高そうだったので、結局ドイツに来たときと同じように、サイズ超過料金の150ユーロ(日本円だと20000円の支払い)を払って飛行機の預け荷物として運ぶことにしました。

すっかり自転車の分解・梱包方法を忘れていたので、過去の記事(自転車を分解・梱包して飛行機で海外に送る手順まとめ )を見ながら、ダンボールに詰めました。ダンボールは自転車屋さんにお願いしたらロード用を無料でくれました。

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自転車を分解して、むき出しになった部分はダンボール+梱包材で包みます。古くなった重いパーツ(耐パンクホイールとペダル)は捨てて、なるべく軽くします。

 

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自転車本体をダンボール箱に入れ、隙間に梱包材と荷物を詰めたら完成!

このダンボールのサイズは128cm✕67cm✕25cmになりました。3辺の合計長さは230 cmです。

飛行機の通常預け荷物最大サイズの158cmは無理ですが、超過サイズ荷物の限度(292cm)は余裕でクリアしています。

 

これを高速列車ICEに乗せて、フランクフルト空港まで運びました。カールスルーエ駅で見送りと運び入れを手伝ってくれた友達に感謝!

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写真のように電車の接続部分に置いて、フランクフルト国際空港まで運びました。デカイ・・・・。駅員さんも何回か通りましたが、特に何も言われませんでした。

 

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空港駅に着いたら、電車を降りたところにカートがあったので、駅から空港内は思ったより楽に運べました。

空港カウンターで自転車を預けると、サイズと重量は確認されましたが、なぜか超過料金は請求されませんでした。荷物置き場に余裕があったのしょうか?ラッキーです。

日本の空港に到着後は、JAL ABCで目的地まで国内配送をしました。4000円くらい?

大事な自転車を無事に日本に持って帰れて、しかも故障などもなくてひと安心です。次にどこかに引越しするときは、自転車は運ばずに現地調達しようと心に決めたのでした。

 

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